ユーザーの行動や欲求に関するデータを収集し、分析します。分析によってさまざまな事実を見つけ出し、数多くの事実を意味ある連関に並べ直し、新たな価値の次元や新たな切り口を探り出し、提案を行います。深い分析にもとづいた斬新な提案をする。それが仕事をするうえで常に心がけていることです。

調査するにあたって、課題を十分に理解し、特定の実査方法や分析手法に拘束されずに、自由な発想から課題に最適な手法を選び出します。問題意義に応じた調査を企画します。

調査データをさまざまな角度から分析します。データとデータを重ね合わせて新たな事実を発見し、そこから重要な要因やこれまでにない切り口を探り出します。モノやサービスとそれを使う人たちとの関係を深く分析して、様々な角度から事実を発見し、くっきりした細部からなる全体像を描き出します。

調査データの分析から導き出した事実や要因、切り口から、コンセプトなどの提案を作成します。それぞれの課題に応じて、外部スタッフと共同で、製品コンセプトの作成やデザイン制作、レシピ制作などの提案を具体化していく作業も行います。

コンセプトを開発します。わたしたちはコンセプトを、商品の独自性を簡潔に言葉で表現したもの、と定義しています。ですから、商品コンセプトは「こうである」と表しますが、同時に「ああではない」という違いをはっきりさせることでコンセプトのポジションを明確にします。耐久消費財からパッケージグッズなどのモノや情報サービスのコンセプトの開発を行います。

情報やデータをわかりやすく表現します。データや与えられた問題をわかりやすく整理して、ビジネス・シーンで重要な役割を果たすプレゼンテーション資料も作成します。