課題によって仕事の進め方には違いがありますが、ここではどの仕事にも共通している大きな流れを簡単に述べます。
ご相談と打ち合わせ
最初はお会いして、課題についておうかがいすることから始めます。悩んでいることや解決したい問題点、可能性の発見や新しい切り口の探索など、新製品開発やマーケティング戦略などに関する課題とそれに関する仮説を、具体的に明確にします。
課題に関する仮説が1回の打ち合わせではすべてが出てこないこともあります。その場合は、ブレーンストーミングのようなことを行い、さまざまな点を洗い出すこともあります。もちろん、差し迫った問題点はとくにない、ただ何かおもしろいことがしたい、ということが課題でもかまいません。
課題の整理と調査のご提案
当方で課題と課題に関する仮説が明らかになると、調査の方法や分析の目標が決まります。調査の方法や進め方、分析内容、日程、費用を記した提案書や作業企画案を作成し、ご説明します。
作業企画案に対するご意見をいただき、そのうえで最終的な企画案をご提案します。この企画案に対して、ご依頼をいただき、仕事はスタートします。幾度もやりとりし、今回は見送りということでもOKです。
調査の実施
実査の開始です。具体的な作業案をご提出し、実査であるフィールドワークを進めていきます。実査作業は消費者調査の方法や仕事の種類によって異なります。
結果の検討
実査作業がある程度進んだ段階で、打ち合わせを行います。定量調査なら、単純集計の結果をもとに、課題の何が明らかになるかを検討し、分析の方針などの方向性の確認を行います。
報告とご提案
課題に応える報告書を作成し、ご提出します。すべてが明らかにならず、残された課題があったり、新たな課題が見つかることもあります。報告会も行います。報告会で指摘されたことなど、追加分析をおこなうこともあります。徹底した分析と鋭い読み取りが私たちの取り柄ですから、納得のいくまでお付き合いします。